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――南洋、マレーシア半島近海。つい数秒前まで夜風が凪いでいた海上を、二つの飛翔体が高速で駆け抜ける。 「……逃がさない!今度こそ堕ちろ、ガンダムっ!!」 「くっ……!こいつ、この前の……!?」 追う者と追われる者。追われるのは白と橙で塗装された戦闘機、それを猛追するのは桃色に塗られたMS。 両機は夜の闇を切り裂き、海面スレスレの低空を疾駆する。前方を飛ぶ戦闘機、ガンダムキュリオスが追っ手を振り切らんと何度も急激な方向転換を繰り返すも、後方を飛ぶ桃色のMS、ティエレンタオツーは離される事無く喰らい付き、攻撃を加え続けていた。 「くっ……!飛行形態のキュリオスにここまで喰らい付いてくるなんて!」 キュリオスのコックピットで、アレルヤ・ハプティズムは予想外の事態に歯噛みする。 先程から、コックピット内は敵機からロックオンされている事を知らせるアラート音と警告で赤く染まったモニターの光で埋め尽くされていた。未だに一発も被弾しては居ないが、一方的に撃たれる状況に焦りだけが募っていく―――― ――異常は、攻撃目標への爆撃ミッションを終え、隠れ家へと帰投している最中に起こった。 頭の中をほんの僅かな違和感が走った瞬間、レーダーが正体不明の機影を捉えたのだ。 急ぎデータを照合して見れば、機影の正体は人類革新連盟――通称人革連の保有する大型輸送機であった。 別段、網を張られていた訳ではない。たまたま空路でMSを輸送していた輸送機のルートに、たまたま帰投中だったキュリオスのルートが重なっただけだ。 アレルヤは自らの不運さに舌打ちしつつも、特に焦るという事は無かった。レーダーを撹乱するGN粒子を撒布しつつ輸送機を振り切り、何処かの海中にでも身を隠して捜索をやり過ごせば済む事。多少余分な手間は増えるが、ただそれだけ……その筈、だった。 ――事態が傾いたのは、突如輸送機から桃色のMSが飛び出し、キュリオスへ向かって真っ直ぐ突っ込んでくるという状況になってからだ。 少し前のミッションで遭遇したそのMSは、まるで周りが見えていないかの様にキュリオスに襲い掛かり、帰還すべき輸送機から遠く離れた海上までしつこくキュリオスを追い回し続けていた。 その執拗さにアレルヤは舌を巻き、しかし、いい加減逃げ回ってはいられないと迎撃する覚悟を決めた。 「お前が何故僕を目の仇にするのかは知らない!だが、飽くまで邪魔をするというのなら、撃墜するまでだ!」 ――それまで海面付近を逃げ回っていたキュリオスが急上昇し、MS形態へと変形を開始する。 鋭角的なシルエットの戦闘機はすぐさま人型形態へと切り替わり、眼下で旋回を行いつつあるティエレンの姿を射程内に捉えた。 アレルヤは躊躇わずに照準を合わせ、敵機を撃ち落すべくビームサブマシンガンを連射。しかし―― 「……っ!舐めるな、ガンダム!」 「何っ!?」 ――それまで直線的に移動していたティエレンは、頭上からビームの雨が放たれた瞬間、バレルロールしながら急速旋回を行う。 標的を外したビームが次々と海面に着弾し、その膨大な熱量により大量の水蒸気と水柱を吹き上げる。 ――だが、ティエレンは無傷だ。無茶な機動で体勢こそ大きく崩れているが、一発の被弾も許していない。 さらに、スラスターの推力で無理矢理崩れていた体勢を立て直し、返す刀でキュリオスに向かって右手の滑空砲を撃ち返す。 「ちぃっ……!あんな無茶苦茶な機動を行うなんて!あのパイロットは死ぬ気か……!?」 辛うじて襲い来る砲弾を回避した物の、アレルヤは敵パイロットに対して驚愕の念を禁じ得なかった。 飛行形態で、しかも戦闘機動を行うキュリオスに追随してくるだけでも異常だと言うのに、あそこまで無茶な回避運動。並のパイロットでは、四方から襲い来る強烈なGに耐え切れずに失神するはず。 そこからさらに反撃まで行ったのだ。相手のパイロットは果たしてどんな化け物か。 アレルヤは、改めて敵機を見据える。――先程から原因不明の頭痛が起こっている。早めに決着を付けなければ…… 「ぐっ……うぅぅ……!また、頭が……!」 ――キュリオスと対峙するティエレンタオツーの中で、ソーマ・ピーリスは断続的に襲い来る痛みに苦鳴を漏らした。 以前の低軌道ステーションでの暴走の一件以来、彼女のスーツには脳量子波を遮断する機能が組み込まれている。 ……にも関わらず、その後に起こったガンダムとの初の戦いの中で、彼女はまたしても自身を蝕む他者の思念を感じ取る事となった。 分かった事は唯一つ。その思念を発しているのが変形するガンダムのパイロットであろうと言う一点のみ。 今回の遭遇は偶然の物であったが、ソーマに取っては自身を脅かすモノを排除する又とない機会。彼女は周囲の制止を振り切り、単身ガンダムへと襲い掛かった―――― 「うぅ……!私の、頭の中に、入って来ないで!消えろ……消えて、無くなれぇぇっ!!」 叫びと共に、ソーマは機体を全力で加速させ、キュリオスへ向かって突っ込んでいく。ガンダムとの戦い以降、更なる改良が加えられた彼女の機体は、最早常人ではその加速に耐えられない程のGを生み出す暴れ馬と化していたが、その莫大な推力こそがガンダムに迫る機会を生み出す。こちらの突撃に対して回避運動を取ったキュリオスに対し、振り向き様にその背に向かって銃撃を叩き込む。 「……っ!?かわされた!?」 ――それは一体どの様な手品か。キュリオスはこちらに背を向けたまま、真横に滑る様に平行移動を行う事で回避。 従来の機体ではあり得ない機動だ。慣性も航空力学も無視するかの様な動きに背筋が凍える。そして―― (――――誰だ――――。) 「っ!?」 (俺の中に入って来るのは、誰だ――。) ――ソーマの頭の中に、怒りと不快を滲ませた男の声が響いた―― 「うっ……ぐぅぅぅぅぅっ!?こ、これは……!?」 ――先程まで感じていた鈍い頭痛、それが、突如痛みの度合いを増してアレルヤに襲い掛かる。 この痛みには覚えがある。人革連の低軌道ステーションで感じた頭痛と同質の物だ。 「あの、時と、同じ……。つまり、アレに乗っているのは……!」 『そうだ。あの時の野郎だ。』 「っ!?」 自身の内側から響いた声に、アレルヤはその身を硬くする。己と同じ声で紡がれる、その意思の持ち主は。 「ハレ…ルヤ。駄目だ、今は……!」 『一度ならず二度までも、人の中に勝手にズカズカ上がり込んで来やがって……。許さねえ……!』 「ハレルヤ……!」 己の中に存在する「もう一人」の意思。今、その意思は怒りに震え、徐々にアレルヤの肉体を支配しつつあった。 凶暴性を隠さないその意思が、荒ぶる感情のままガンダムを動かせばどの様な事態になるか予想も付かない。 アレルヤは必死でハレルヤを宥め、押さえようともがいた。しかし…… 『邪魔をするな、アレルヤ!奴は俺が殺る。お前は引っ込んでろ!』 「ハレ……ルヤ……!ぐっ……」 アレルヤが呻くと同時、彼の身体から完全に力が抜け、前のめりに倒れかける。 だが、次の瞬間、彼は勢い良くその身を起こした。 ――その顔つきは普段の彼からは一変している。普段は長い前髪で隠れた「金色」の右目が爛々と輝きを点す。 「……ふぅぅぅぅ……。奴は…………っ!」 一度だけ深く息を吸い込み、敵機の位置を探るべくモニターに目を走らせる。見れば、ソーマのティエレンは動きを止めたこちらに対して既に射撃体勢を取っている。 「ちっ!!」 舌打ちと共に強引にレバーを押し込む。GNドライヴが唸りを上げ、機体を急加速。それとほぼ同時にティエレンの砲が火を噴き、機体の直ぐ脇を火線が掠めていく。数瞬の後、遥か後方で爆発が起こった。 「野郎……!舐めんじゃねぇ!!」 「何っ……!?」 咆哮一閃。ハレルヤはキュリオスを加速させ、ティエレンに向かって真っ直ぐ突っ込んで行く。 虚を突かれたのか、ソーマは一瞬だけ逡巡した後、回避を行うべくスラスターを噴射する。しかし―― 「逃がすかよ!」 「なっ……!」 ――あろう事か、ハレルヤはキュリオスを体当たりさせ、ティエレンをホールド。 そのまま、最大推力を叩き出して眼下に向かって凄まじい勢いで降下して行く。 「貴様っ……!正気か!?」 モニターを見れば、機体が落下する先には小さな島があり、このままでは両機とも地面に叩き付けられる事になる。 そうなればティエレンは確実に大破する。ガンダムとて、仮に機体が耐えられても中のパイロットは激突の衝撃に耐えられまい。 あるのは自滅という結果のみ。ソーマには、ガンダムのパイロットが冷静さを欠いたとしか思えなかった。 「こ……の……!」 「……っ!こいつ!」 ソーマは瞬時の判断でホールドされた機体を動かし、自機とキュリオスとの間にほんの僅かな隙間を作り、そして、 「離せっ!」 「ぐぅっ……!」 空いていたティエレンの左腕でキュリオスを殴りつけ、続けて膝蹴りを叩き込む。 マニピュレーターと膝の装甲が破損した物の、その反動でティエレンは拘束から逃れる。 だが、そうしている間にさらに地面は近づいている。二機のMSは距離を開けながら眼下の島へと落着した―――― ――音が聞こえる。焚き木が割れ爆ぜる音。それを認識すると共に、ソーマの意識は少しずつ浮上し―― 「……っ!?」 「目が覚めたか。」 聞き慣れぬ声に飛び起きる。視線を走らせれば、自分の横には焚き火の炎。周囲は天井まで岩で出来た空間。 ――恐らくは洞窟の中。そして、対面には「左目」を長い前髪で隠した青年が座っていた。 「貴様……!まさか、あの機体の……!」 「……そうだ。俺が、あのガンダムのパイロットだ。」 「くっ……!」 ソーマは敵パイロットに飛び掛るべく脚に力を込めようとする。……が、思う様に身体が動かせず、そのまま前のめりに倒れ込む。 「フン、無様だな。こちらを亡き者にするつもりで挑みかかっておいてそのザマとは。」 「き、貴様…………。」 その男――ハレルヤは地面に肘を着いて必死に起き上がろうとするソーマを見下ろし、嘲りの言葉を投げかける。 ソーマはその言葉に微かな憤りを覚え、警戒心を剥き出しにしてハレルヤを睨み付ける。 「……何のつもりだ?何故、敵である私を殺さずに助ける様な真似をした?」 見れば、自分のパイロットスーツは脱がされ、インナースーツだけの状態とされていた。 そして、墜落した際に負傷した箇所には応急処置が施され、その上から乱暴に包帯が巻かれている。 「お前には聞きたい事があったからな。話を聞く前に万が一にも死なれちゃ困るから手を施したまでだ。」 ソーマの質問に、ハレルヤはつまらなさそうに鼻を鳴らして答える。 「聞きたい事……?」 「…………。」 ソーマの呟きを、ハレルヤは無視する。彼は髪に隠れていない右目でソーマをじっと凝視している。 その、自分と同じ金色の瞳を持つ青年から目を逸らさず、極力感情を殺して静かに言う。 「……私を尋問して情報を引き出そうとしても無駄だ。殺すのなら、さっさと殺しなさい。」 ソーマは無表情にそう言い、彼の反応を窺う。だが―― 「……この島に墜落する時も、お前は巧みな操作で墜落の衝撃を最小限に抑えていた。普通のパイロットじゃ、ああはいかねえ。」 「……?」 突然、目の前の男はそんな話を切り出した。正直意味が分からない。こちらの操縦技術が優れているからと言って、それが何だと言うのか。 「……普通の人間なら、あんな限界ギリギリのタイミングで、あそこまで冷静に機体の精密動作を行う事は出来ない。 ついでに言えば、幾ら堕ちた場所が柔らかい砂浜で、激突寸前に勢いを殺したと言っても、激突の瞬間の衝撃は中のパイロットを重傷に追いやって余りある。それでその程度の怪我だけで済んでいるお前は――」 「――普通の人間ではない、と?」 「……。」 漸く、目の前の男が何を言いたいのか理解する。 ソーマは一度目を閉じ、呼吸を整えると、心持ち語気を緩めて話し始める。 「……そう。確かに私は普通の人間じゃ無い。――でも、そう言う貴方はどうなの?」 「…………。」 今度はソーマが問いかける番だ。――自分と同じ金色の瞳。自分達の間だけで起こる思念の共鳴の様な現象。 さらに、この島に墜落した時の状況。ハレルヤがこちらに対して放った言葉は、そのまま彼自身に当て嵌まる。 それらを合わせて考えれば、自ずと答えを導き出せる。 「貴方も、私と同じか、それに近い存在……という事ね。」 ソーマは呟く様に漏らし、じっと目の前の男を見据えた。 彼が知りたいのがソーマ自身の秘密だと言うなら、これで何らかの反応を引き出せる筈だ。 だが、 「ハッ、成る程な。やっぱりテメエはあの胸糞ワリぃ研究者共のモルモットって事か。」 「何……?」 ハレルヤは、一度こちらを憐れむ様な目で見ただけで、彼女の期待する様な劇的な反応を見せはしなかった。 「フン。俺らの失敗の後も懲りもせずに研究だけは続けてやがったか。その癖、出来たのがこんな不出来な人形じゃあ話にならねえな。」 「このっ……!」 余りの言い様にソーマは激昂し、痛む体に鞭打ってハレルヤに向かって殴りかかる。 ――だが、ハレルヤは軽く受け流し、逆にソーマの腕を捻り上げ、地面へと組み倒す。 「ぐっ……!」 「ハッ!人形の癖に威勢だけは良いみたいだな。……ふん、気が変わった。テメエには痛い目を見せてやる。」
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ティエリア・アーデ〔てぃえりあ・あーで〕 作品名:機動戦士ガンダム00 作者名:[[]] 投稿日:年月日 画像情報:640×480px サイズ:171,236 byte ジャンル:メガネ キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ メガネ 個別て 機動戦士ガンダム00
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セルゲイ×ティエリア潜入任務 「…これを着るのか…」 ティエリアは人革連軌道エレベーターロビー内の男子トイレで、 トートバッグの中身を出して呟いた。 紫基調のアテンダントの制服にオレンジのスカーフ。 そして、組織の小型試作兵器。 「仕方ない…。あそこまで言われたら、この任務は確実にこなさなければ」 「適性に欠ける者をガンダムに乗せるべきじゃない」 アレルヤ達が人命救助を見事に達成した直後、ティエリアはスメラギに苦言を呈した。 全てはソレスタルビーイングの理念を的確かつ早急に遂行するため。なのに・・・ 「あなたはどうなの…?」スメラギの言葉に耳を疑った。 「そういうあなたは、私の指示を無視して何もしなかったじゃない。」 「それは、ミッションを無視して人命救助に携わるなど、我々の活動には必…」 「黙りなさい!!」スメラギが大声をあげた。 「必要かどうかはこの私が判断する事です!あなたの役割はマイスターとして ガンダムを操り、私の指示に従いミッションを的確に遂行する事でしょう!」 「う…」 「あなただって適性が充分だとは、私には思えないわ。」 「な…!!それは心外だ…!俺はいつだってマイスターとしての自覚を持ち、 任務を遂行する覚悟がある!!」 「なら、今から私の提案するミッションを確実にこなしてもらうわ。 それが出来なければむしろあなたに一番にガンダムを降りてもらいます。」 売り言葉に買い言葉でスメラギに言い含められ、ティエリアには特別任務が 与えられた。 「先ほどの人革連のMSの暴走…。あそこまで無差別に攻撃を加えるなど、 どう考えても普通ではないわ。パイロットがどんな人物なのか、また何があったのか、 可能な範囲でいいから調べてきなさい。とりあえずあのMSは軌道エレベーターの施設内に収容され、 パイロットもおそらく施設内のどこかでチェックを受けているはず…。 数時間後には地球に戻されて地上で諮問が始まるかもしれない…。 それまでに内部情報を掴んで来なさい」 そして今、ティエリアは変装のためのアテンダント制服を身につけ、 エレベーター施設内に潜入を開始したのだった。 「確実に女性に見られるために、これを付けなさい。あなたはキレイだし まだ若いからこれだけで大丈夫。」 そう言ってスメラギが渡してくれた口紅もきちんと塗った。 眼鏡をはずし、鏡でチェックすると、我ながらなかなかの美人に仕上がったと思えた。 「…ミッション、開始します。」 とりあえず掲示されている施設案内マップを見る。 誰もティエリアに疑いを持つものはいない。 (とりあえず変装は成功しているようだな…。ん?) <医務室>と書かれた区画に目がとまる。 (そういえばパイロットは行動不能状態で救助されたとか言ってたな… 仮にも軍規違反を犯したかも知れない者を、まさか医務室に寝かせているとも思えないが… 何も情報がない今、一応探って見るか…) ティエリアは足早に医務室に急いだ。医務室は五部屋に区分されていた。 部屋をそっと覗いていく。 「何か御用ですか?」 「…!」慌てて振り返ると、ナース服の女性がティエリアを見上げていた。 「…実は先ほどわたしの担当トレインのお客様が気分を悪くされまして…」 「ああ、今日はあんな事故がありましたからね。 数名のお客様が医務室で治療を受けられました。」 ナースは疑いもせず内部情報をぺらぺらとしゃべった。 彼女にとっても今日の事故は恐怖と興奮を呼び起こすものだったのだろう。 「でも今はほとんどのお客様は体調を回復され、お帰りになりましたよ。 こちらにいらっしゃるのは事故処理に関わった軍属の方だけです」 …ビンゴ。 ナースが立ち去るのを確かめて、ティエリアは 軍人が休んでいるという部屋にそっと入った。 カーテンの向こうに、まだ幼いと言っていい少女が眠っていた。 「…まさか…この少女があのMSを…?」 にわかには信じられなかったが、ウチのマイスターだって、五十歩百歩だ。 とりあえず、スメラギから渡された組織の試作新薬を取り出す。 「これは人間の中枢神経に作用して意識の低下と理性の霍乱を引き起こすの。 つまり精神を完全に無防備な状態にして、自白を促すというわけ。 しかもその後は記憶機能を停止させて完全な睡眠状態に入ってしまうから、 絶対にバレないって訳よ」スメラギの説明を思い出す。 注射器を取り出し、少女の腕を取って静脈に狙いを付けた。 (では…挿入を) 「誰だね?」 背後から、今度は落ち着いた大人の男の声がした。 「!!」 ティエリアは注射器をすばやくベッドの中に隠した。 「アテンダントがこんな所で何をしている」 セルゲイ中佐がつかつかと入ってきた。 「わたしは本日のこの区画の担当です」 「…本当かね?アテンダントが医務室サービスなど、聞いた事がないが」 (まずいな…)ティエリアは強引に言い張る事にした。 「先ほどの事故の影響でお客様にも動揺が広がっています。 よりきめこまやかなサービスを提供するために、 いつもより人員を増やすように指示されました。」 「なるほど…。しかし一応、確認させてもらう。非常事態だからな。」 セルゲイが備え付けの電話機に向かうのを見て、ティエリアは焦った。 「お客様!!今本部は地上からの通信が殺到していまして 、回線がパンク状態なんです。ボディーチェックでもしていただければ、 危険はないという事は充分証明できると思いますが」 「…何者だ?」 「は?」 「自分からボディーチェックしろなどと、善良な一般市民が、 しかも女性が口にするわけがない」 セルゲイは疑いの目を向けていった。 「怪しいやつめ…!服務規程に基づいて身柄を確保し、 しかるべき取調べを受けてもらう!」 セルゲイはティエリアに飛び掛った。 「…くッ」かなり力が強い。 ティエリアはソーマのベッドに突っ伏すように、後ろから捕捉されてしまった。 (こうなったら仕方ない。ターゲット変更だ) ベッドに隠していた注射器を何とか手にすると、 セルゲイの太ももに針を突き刺した。 (静脈は無理だったが仕方ない…。多少効果は薄れるかもしれないが…) 「…つっ!」 セルゲイが悲鳴をあげたが、力は緩めない。 「貴様、何をした…。」 しばらくセルゲイはそのまま固まっていたが、すぐに変化が現れはじめた。 「……ハア……ハア」 セルゲイの息が荒くなって、ティエリアの後ろから荒い息が耳にかかる。 (効いて来た様だな…) 「わ…わたしはいったい…どうしてしまったのだ…?なんで…こんな所に…」 セルゲイが熱い息を吐きながら呟いた。 (錯乱か…?まあいい…)ソーマの状態を確かめる。 ソーマはまだぐっすりと眠っている。 「お客様…。困ります。このような事をされては…」 反応を窺うように、セルゲイに話し掛けてみた。 「そ…っ…そうかね…?…ハアハア…」 「ええ、すぐに放して下さい。」 「しっ…しかし私は…ッ」 セルゲイが吐息混じりに苦しそうな声を出した。 「………ッ!!」ティエリアは異変に気付いた。 後ろからぐりぐりと、尻に圧倒的な物体が押し付けられている。 生物的な本能で瞬時に悟る。 (まずい!!こいつ、発情している…!!あの新薬…催淫作用があったのか…!?) 「…お。お客様…っ・・・ひゃあッ・・・!!」 いきなりセルゲイが力を緩めたかと思うと下半身を擦りつけながら、 右手を胸に回してきた。 「はぁ・・はぁ…なんだ、君・・・。」 (バレたか・・・!?) 「随分未発達じゃないか・・・。背は高いのに・・・。 私のような中年にはそのギャップがたまらん・・・!」 「・・・ちょ・・・・・やめ・・・ッ!」 セルゲイは胸を鷲掴みにしたまま左手をスカートの中に入れてきた。 「お、お客様!!おやめください・・・!部下の方が目を覚ましますよ・・・!!」 ティエリアは尻を撫で回されながら、何とかセルゲイの手が 前の方に行かないように、下半身をベッドに強く押し付けた。 「・・・少尉か・・・確かにそれは困る・・・。」 助かったか・・?そう思ったのも束の間、セルゲイはさらに息を荒くし、 下半身を怒張させ、押し付けてきた。 「・・・なら声を出さないようにすればいい・・・。 君のような美人は経験豊富だろう・・・!私の乾いた心を癒してくれ・・・!!」 (・・・ダメだこいつ!!このままではやられてしまう!) ティエリアは理性的に打開法を検討しようとしたが、 こんな事態に対応する訓練は受けていないために、頭は真っ白のままだった。 (どうしよう・・・何も思い浮かばない)セルゲイがティエリアの下着に手を掛けた。 (も…もうダメだ!!任務を放棄して撤退するか…? いや、しかしそれではガンダムを降ろされてしまう) ティエリアの脳内でスメラギとのやり取りがこだました。 「むしろあなたに一番にガンダムを降りてもらいます…降りてもらいます…」 くそっ!!それだけは回避しなければ…!! (こうなったら仕方ない…!) 「お客様…。数々の無礼のお詫びに、わたしがサービスさせていただきます」 「サービス…?」 「はい。少し力を緩めてください…」 ティエリアは出来るだけ甘い声で囁いた。 (任務のため…任務のためだ…) セルゲイが力を緩める。ティエリアは振り返ってセルゲイと向き合った。 「ほう…」セルゲイの口元がいやらしく歪んだ。 ティエリアの顔を正面からじっくり見つめる。 「本当に美人さんだな君は…」言いながら下半身を押し付けてくる。 ティエリアは自分にもセルゲイと同じモノが付いている事を悟られないよう 、急いでしゃがんだ。 「なるほど…。君がその可愛い口でサービスしてくれるという事か…」 セルゲイは言いながら、素早く自分のベルトに手をやった。 カチャカチャという金属音が響く。 (くっ…。いやな感じだ。)ティエリアは本能的な嫌悪を感じた。 セルゲイが仁王立ちのままベルトを外し、ジッパーを下ろす。 いよいよモノを取り出そうとしたその時、ティエリアは懇願した。 「おっ…お客様っ…!お願いがございます」 「…ハァ…ハァ…何だね?」 「わたしが口と手を使いますから・・・その…わたし自身には…」 「分かっているよ…君には手を出さないから安心したまえ」 セルゲイは息も荒く素早く答えると、すでに大きくなった自身を取り出し、 ティエリアの口に押し付けた。 「……んん…ッ」 モノの圧迫感で、口がこじ開けられる。 「うっ…(臭い)」 体臭とガウバーの青臭い匂いに混じり、陰部独特のすっぱい匂いが漂う。 (これはたまらない…!!早く終わらせてしまおう) ティエリアは決意するとそれを口に含もうとした。 しかし、想像以上にでかいそれはティエリアの歯に邪魔されて、 口内に納まる事が出来ない。 「…ふふふ…随分小さいお口なんだな…。 しかもそのルージュの色、可愛いじゃないか。良く似合っているよ」 セルゲイはティエリアの歯を押し広げるかの様に、ぐいぐいと押し付けてくる。 「く…苦しいです…お客様」ティエリアがたまらず声をあげた。 「なら横にくわえて見なさい」セルゲイが命令する。 ティエリアはおとなしく従い、横に移動してフランクフルトをかじる様にくわえた。 「歯を当てないように気をつけなさい。ウウ…そうだ… 唇で包んで・・・舌を使え・・・う・・・うまいぞ」 セルゲイの言うとおりにする。 ティエリアのルージュがセルゲイを紅く染めた 。くちゃくちゃ、ぴちゃぴちゃといやらしい水音が響く・・・。 どれほど時間が過ぎたろうか。 かなり奉仕しているのに、セルゲイは一向に達しようとしない。 ティエリアはさすがに顎が疲れてきた。 「お客様…。大変申し上げにくいのですが…」 「分かっている…ァ…う…」セルゲイは快感を楽しみながら、 「年は取りたくないものだ…。君のような人に舐めてもらっているのに、 この刺激だけではイケないとはな…」 「あっ…!!」セルゲイはティエリアの正面に向き直ると、今度は強引に歯を 押し広げるように口内に突き刺した。 (痛い…!!)既に疲れている顎をさらに限界まで押し広げられる感覚に、 思わず涙が出てきた。 「…あぁっ…。いい感触だ…。我慢しなさい…。本当は君の中に入れれば簡単なのに… うっ…君がそれはいやだと言うから仕方ないのだ…くッ…」 セルゲイはティエリアの頭を掴むと、荒っぽく腰を前後に動かし始めた。 「…んーッ……!!んーッ…!!!」 経験した事のない圧迫感。ティエリアは喉の奥に当たるたびに、 苦痛の声をあげ、意思と関係なく涙が零れ落ちた。 「…はぁっ…はぁっ…」セルゲイは無心で腰を振っている。 セルゲイの突きが激しくなって、ティエリアの体が後退していく。 ついには突きのたびに後頭部がソーマのベッドに当たるようになってしまった。 「いかん…少尉が目を覚ましてしまう…もっとこっちに来なさい…声も我慢するんだ」 ティエリアは頭ごと引きずられた。 (痛い・・!!痛い…!!この中年親父め…っ!!早く終われ!! このままじゃ顎を骨折してしまうかもしれない…) ティエリアの脳裏に悲惨な結末がよぎった時、セルゲイが身を震わした。 「ううあぁぁあ……っ!!!」 セルゲイは獣のような声を発すると、モノを一気に引き抜くと ティエリアのおでこ付近に発射した。 「………。」ティエリアはようやく楽になった安堵感と、 悪寒のするような生温かい感触に言葉を失い、固まってしまった。 どさっとセルゲイが倒れこむ音で、我に帰った。 セルゲイは壁にもたれて座り、満ち足りた表情で眠りに落ちようとしていた。 (こいつ…ふざけやがって!) ティエリアは思い切りぶん殴りたい衝動に駆られ、怒りの形相でセルゲイに近づいた。 「う…ん…」その時、後ろでソーマがうめいた。 (いけない…任務が最優先だ) ティエリアは深呼吸して冷静になるよう努めた。 「おい…」低い声でセルゲイの耳元に囁く。 「今日のMS暴走の事を話してもらおうか…」 「…という事です。今回の潜入で判明した事は、あのMSは強化研究所とやらで人工的に強化された、 デザインベイビー用に開発されたもので、その性能実験の最中、なんらかの異変がパイロットに生じ、 暴走に繋がった…と。乗っていたのはまだ年若い少女ですが、 人工的な強化により一般人より遥かに高い能力を有するという事です」 「なるほど…。それは重要な情報ね…。今後も情報収集を怠らないようにしないと…。 でも、さすがね。やっぱりあなたは優秀なガンダムマイスターだわ」 スメラギはティエリアにねぎらいの言葉を掛けた。 「疲れたでしょ。いいワインとチーズがあるの。いっしょにどう?」 「いえ。任務は的確にこなす、それだけですから。もう寝ます。」 ティエリアはそっけなく答えると、苦笑するスメラギを残し、自室に戻っていった。
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【名前】 ティエリア・アーデ 【読み方】 てぃえりあ・あーで 【所属】 ソレスタルビーイング 【分類】 ガンダムマイスター 【声】 神谷浩史 【登場】 1st・2nd 【詳細】 ガンダムヴァーチェ(ナドレ)どセラヴィーガンダム(セラフィム)を操縦するガンダムマイスター。 中性的な美少年風の顔立ちを持つイノベイド。 作中では自分の身の上をほとんど口にしていなかったため謎が多かった上、本人もイノベイドである高尾を知らなかった。 ヴェーダへかなり高いアクセス権限を持つ。 リジェネ・レジェッタと同じ塩基配列パターン0988タイプで作られている。 武力介入開始当初はヴェーダの意思を至上のものとして行動し、その意に反するものはたとえ味方であっても容赦はしなかった。 そのためしょっちゅう命令違反を起こす刹那とは犬猿の仲であり、他のクルーにも心を開かず休憩中であってもヴェーダとリンクしてる時間が多いと言う極めて閉鎖的な性格であった。 だが1stシーズン中盤、ヴェーダが何者かにハッキングを受けていることを知り、さらにトリニティの出現によってメンバーらと徐々に和解。 しかし国連軍との最終決戦時、ヴェーダが完全にアレハンドロ・コーナーらに掌握されバックアップが途絶えると激しく動揺し、ロックオン・ストラトス(1st)が負傷するきっかけを作ってしまう。 そして彼がツヴァイとの決戦の後戦死したことを受け彼の仇を打とうとするがパトリック・コーラサワーと相打ちとなり機体は大破。 しかし奇跡的に生き残ったため太陽炉とトレミーへと帰還させ自身も合流する。 『2nd』ではセラヴィーガンダムのマイスターとなり積極的に組織の復興に尽力。 仲間に冗談を言うようになる等、1stの頃に比べて格段に性格が柔らかくなり、リジェネ・レジェッタとの邂逅で己の正体について知ったが仲間に引き入れようとするリボンズ・アルマークの勧誘を拒否。 そして執拗にイノベイターへ加わるように促すデヴァイン・ノヴァを撃破し完全にイノベイターと決別する。 イノベイターとの最終決戦では母艦・ソレスタルビーイングに潜入しヴェーダを前にしてリボンズと対峙。 その場で射殺されてしまうが、刹那が発動させたトランザム・バーストによってリボンズの脳量子波が乱れた隙をついて同型の遺伝子パターンを持つリジェネの生体データを使ってヴェーダをハッキング。 肉体を捨てシステムの一部となったことでヴェーダを完全に奪還することが出来、ガガの大群をセラフィムのトライアルフィールドによって停止させ味方の窮地を救った。 そしてヴェーダの本体にたどり着いた刹那にイオリアの計画の全容を明かし、これからは刹那達を見守り続けることを決める。
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基本データ COST EXP 性格 CV 作品名 68000 780 冷静 神谷浩史 機動戦士ガンダム00 初期ステータス 指揮 射撃 格闘 守備 反応 覚醒 補佐 通信 操舵 整備 魅力 40 280 230 290 180 120 50 120 50 80 110 習得アビリティ ガンダムマイスター イノベイド 平静 習得スキル スキル1 Lv スキル2 Lv スキル3 Lv スキル4 Lv スキル5 Lv ディフェンスアシスト1 1 ENチャージ2 3 クイックモーション1 8 マインドセーブ2 15 アタックバーストγ2 25 スキル6 Lv スキル7 Lv スキル8 Lv スキル9 Lv リターン2 35 ダブルブースト3 50 ダブルリペアEX 65 アビリティデリート 80 原作搭乗機 機体名 セラヴィーガンダム セラヴィーガンダム GNHW/B セラフィムガンダム セラフィムガンダム GNHW/B スカウト条件 No. クエスト名 ステージ 達成条件 141 変化する意思 天使再臨 ミッションステージでチャレンジ条件を達成してステージクリア レベル別ステータス + サンプル値 レベル 指揮 射撃 格闘 守備 反応 覚醒 補佐 通信 操舵 整備 魅力 1 40 280 230 290 180 120 50 120 50 80 110 10 指揮 射撃 格闘 守備 反応 覚醒 補佐 通信 操舵 整備 魅力 20 指揮 射撃 格闘 守備 反応 覚醒 補佐 通信 操舵 整備 魅力 30 指揮 射撃 格闘 守備 反応 覚醒 補佐 通信 操舵 整備 魅力 40 指揮 射撃 格闘 守備 反応 覚醒 補佐 通信 操舵 整備 魅力 50 指揮 射撃 格闘 守備 反応 覚醒 補佐 通信 操舵 整備 魅力 60 指揮 射撃 格闘 守備 反応 覚醒 補佐 通信 操舵 整備 魅力 70 指揮 射撃 格闘 守備 反応 覚醒 補佐 通信 操舵 整備 魅力 80 指揮 射撃 格闘 守備 反応 覚醒 補佐 通信 操舵 整備 魅力 90 指揮 射撃 格闘 守備 反応 覚醒 補佐 通信 操舵 整備 魅力 99 432 715 678 736 626 656 445 505 436 466 497 備考 ロックオンに影響されて人類と共に歩むことを決めたティエリア。成長パターンが覚醒重視になり、1stと比べると射撃値は僅差・それ以外は大きく上回る。 ただ性格が冷静になった反面平静も固定所持してしまっており、超強気は他のマイスターよりもやや遅い。 全体的にパラメータが高めに推移するため何に乗せても活躍できるし、何でもできる万能キャラクター。 万能だけに突出した強さはないものの、弱点がないという強みがあるとも言える。 固有アビリティが3つあるため限界突破+HELLモード解禁によってアビリティ枠が最大9にはなるが、自由枠は6止まりのため最終的な使い勝手はアレルヤに劣るか。 指揮が低めだがパラメータとスキルが噛み合っているので、戦艦小隊のみならず遊撃小隊でも十分に活躍できる。 スキルはバランス良く習得し、火力面ではクイックモーション、アタックバーストγ、覚醒武器連打に備えてマインドセーブ、移動補助にリターン、そしていざというときにダブルリペアとラインナップは豊富。 パラメータやアビリティからガンダムヴァーチェをはじめとする防御機体との相性が特に良い。 バリア機体はENがキツくなり、軽減機体はダメージの蓄積やMPの低下が怖いが、それら全てに対応できるため、守りに関しては特に優秀。 といっても、もっと楽に登録できる劇場版はさらに防御特化になっているため、防御に長けたパイロットがほしいときはそちらがいいだろう。 テンションに関しては平静が足を引っ張ってしまうが、自前のマインドセーブ2でMP消費量を激減させられるため覚醒武装をメインで運用するのも視野に入る。 しかし肝心の覚醒値が伸び切らないため、覚醒運用は限界突破以降がおすすめ。 劇場版は覚醒値を含めた攻撃系パラメータがすべて下がってしまうので、防御も攻撃も欲しいというときはこちら。そのぶん育成が大変なので、先々を見越しておかないと器用貧乏化して派遣要員に…ということも。 スカウト条件は2nd1話前哨戦。前のステージでロックオンが登録されるため、このあたりまで進めればパイロットも十分な数になるだろう。
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アレルヤ・ハプティズム〔あれるや・はぷてぃずむ〕 作品名:機動戦士ガンダム00 作者名:[[]] 投稿日:年月日 画像情報:640×480px サイズ:138,147 byte ジャンル:片目 キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 個別あ 機動戦士ガンダム00 片目
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ヴァーチェ×ティエリア@機動 シートに沈み込むと同時に、ティエリアは身を固くする。 いつもと同じ感触がくる緊張を、ティエリアは目を閉じて 耐えた。ガンダム搭乗のたびに襲い来る儀式。それは戦闘前で 昂ぶったティエリアの精神を引き締める。 ノーマルスーツの内側がざわめき、ティエリアにそのときが 来たことを知らせた。 「く……っ」 特殊繊維で出来たノーマルスーツの内側は、柔らかく蠢いて ティエリアの素肌を嬲る。ざわめいているのはスーツなのか、 それとも自分の素肌の方なのかわからないまま、胸の先をいじられて ティエリアは声を漏らした。 「あ………ぅん」 声紋照合。完了。 ロック解除をしめすライトが付いたのを見て、ティエリアは 唇を噛みしめた。ここのところ、ロック解除までの時間が短くなり つつある。出撃に関してなら、それはかなり良い傾向だ。しかし それは、ティエリアの身体がこの刺激で快楽を感じつつあるのを 示していた。最初の搭乗など、声紋照合は感じた声ではなくて 悲鳴だったではないか。 嫌な記憶を振り払うように、ティエリアは頭を振った。 次の瞬間、べたりと嫌悪感をもよおす何かがスーツ内に侵入 してきてティエリアの足の付け根を襲う。 「ひ…っ」 思わず見開いたティエリアの瞳へ、赤い光が走った。 網膜照合。完了。ロック解除。 こんなの慣れるはずなんかないと、ティエリアは思う。 次にどうされるか知っているので、ティエリアは足を閉じたかった。 しかし、こうしなければ出撃が出来ない。重要なことなのだ。 他人にぜったいガンダムを渡さないための、重要な。 自分に言い聞かせて、ティエリアは腰を浮かせる。それ、が 侵入しやすいように。 簡単に、それはティエリアの中へ入ってきた。 先がブラシのようになったそれは、内側を擦り、くすぐる。 もどかしさを煽るのは、そうプログラムされているから。まったく 趣味の悪いことだと、ティエリアは声を押し殺す。 奥から中身をこし出すようにそれが動いて、ティエリアは肘掛けを 握りしめた。 指紋照合。完了。ロック解除。 あとひとつ。ただ、それこそがティエリアには憂鬱だ。 ごく一部とはいえ、知っている人間がいる。ヴァーチェが起動するのは ティエリアが快楽に身を投げ出しているからだと。仕方のないことだと、 その他人は言ってくれるだろうか。下卑た笑いで見下されるのがオチだ。 「あ、くうっ……」 プライドの高い自分が他人に見下される。そんなことを想像して、 ティエリアは背筋を痺れさせた。 最後のロックはまだ解除されそうにない。ティエリアの潤んだ 瞳にほっとした色が宿る。それはまだ、自分でも気付いていない被虐の証。 解除に時間がかかっているため、プログラムは次の段階に移行したの だろう。ティエリアの中でそれは膨れて大きくなった。スーツと同じ 特殊樹脂のそれは表面を硬化させ、ティエリアの中をえぐる。 「あっ……あっ!」 ティエリアの目元が紅をさした。それでも、ロックは解除されない。 早く出撃しなければ。 ティエリアの焦りは、自分でも思いかげない行動で表された。 ノーマルスーツの前をはだけ、そこへ手を差し込む。指先に触れる ふくらみを摘み、こねる。 「ん、っく……!あ、あっ」 気持ちよさで、脳が痺れた。そして、自分はなんてことをと背徳的な 行為に目眩を起こす。 しかし、手は止まらなかった。そのまま、侵入されたままのいりぐちへと。 「あっ!あっ!もう…………っ!」 遺伝子照合。完了。ロック解除。 何事もなかったかのようなコクピットに、ヴァーチェの起動音が響く。 達し損ねたことを悔やんでいる暇は、ティエリアになかった。 むしろその方がありがたいと思った。無機質にいかされるなんて、 プライドが許されない。 「こんなの……慣れるはずがない」 下腹の疼きはとぐろを巻くように、ティエリアを火照らせる。 もし慣れたら……どうなるのだろうかと、ティエリアは思った。 責めはもっとひどくなるのだろうか。そうなってしまったら、自分は。 ぞくりとティエリアは身体を震わせる。それには怯えと期待が 含まれていた。 「ヴァーチェ、起動確認。ティエリア・アーデ、行きます」 居住まいを正しそう言う姿は、さきほどまで乱れていたとは思えない。 開いた回線に、他のマイスターたちの通信が入った。 「っっっくぅっ!ロックオン・ストラトス、出るぞ!」 「はぁはぁ……く、もう、駄目だよ、ハレルヤ……!」 「……………………うっ」 ヴァーチェに搭載されている認識システムが、他のガンダムに 付いていないわけがない。 快楽に慣れたとしても男の喘ぎ声なんかに慣れてたまるものかと 眉をひそめながら、ティエリアは通信回線を途絶した。
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アレルヤ・ハプティズム マリー・パーファシー アレルヤ・ハプティズム マリー・パーファシー【解説】 【属性】 【台詞】 【解説】 アレルヤ・ハプティズム(Allelujah Haptism)(CV 吉野裕行) 生年月日…西暦2288年2月27日、26歳(劇場版) 星座…魚座 血液型…B 身長…186cm 体重…65kg 趣味…不明? 原作搭乗機(1st)…GN-003 ガンダムキュリオス 原作搭乗機(2nd)…GN-007 アリオスガンダム→GN-007+GNR-101A アーチャーアリオス→GN-007GNHW/M アリオスガンダムGNHW/M 原作搭乗機(劇場版)…GN-011 ガンダムハルート 通称…ハブラレルヤ、GNアレルヤ マリー・パーファシー(Marie Perfacy)(CV 小笠原亜里沙) 生年月日…西暦2289年5月21日、24歳(劇場版) 星座…双子座 血液型…B 身長…156cm 体重…46kg 趣味…不明? 原作搭乗機(1st)…MSJ06U-SP ティエレンタオツー→GNX-603T GN-X(初期生産ロット20番機) 原作搭乗機(2nd)…GNX-704T/SP アヘッド脳子波対応型"スマルトロン"→GNR-101A GNアーチャー 原作搭乗機(劇場版)…GN-011 ガンダムハルート 通称…超兵1号、アレルヤの嫁 【属性】 CB(A.D.2314) ガンダム 可変機 強化人間 ファンネル(GNシザービット) 【台詞】 選択時ア「ガンダムハルート、アレルヤ・ハプティズム、ソーマ・ピーリス、迎撃行動に向かう!」 ア「アイハブコントロール。ガンダムハルート、アレルヤ・ハプティズム、ソーマ・ピーリス、介入行動に入る」 ア「いこうか、マリー。僕達の戦いだ…」マ「ええ、アレルヤ」ハ「マリーにいいとこ見せろよアレルヤぁ!」 ハ「ウダウダしてる暇はねぇ!体を借りるぜ相棒!!」 ハ「さぁ、見せつけてやろうぜ…反射と」ア「思考の融合、だろ?分かってるさ。いいね?マリー」マ「ええ、いつでも」 戦闘開始時ア「GN粒子の散布濃度正常値へ。ガンダムハルート、目標ポイントへ飛翔する!!」(CPU戦) ア「大丈夫かい?マリー」マ「えぇ、心配しないで、アレルヤ」(CPU戦) ア「ガンダムハルート、これより作戦行動を開始する」ハ「余計なこと考えるんじゃねえぞ、相棒!」(CPU戦) ハ「オラオラオラァ!超兵様のお通りだぁ!!」(CPU戦) ハ「さぁ、楽しいパーティーの始まりだぁ!!」(CPU戦) ア「無茶な事だとはわかってるけど、救える命があるなら、救いたい!」(対戦時) ア「これは生き伸びるための戦いじゃない…未来を切り開く戦いなんだ」(対戦時) ア「救える命があるなら、例え偽善と言われても…手を差し伸べないと」(対戦時) ア「君も、僕達と同じ…超兵なのか…?」ハ「良かったなぁアレルヤ、お仲間がいてよ!」(僚機属性「強化人間」) ア「子供が戦場に出るなんて…間違ってるよ」(僚機属性「子供」) ア「ニュータイプ…?イノベイターとはまた違うみたいだけど…」(僚機属性「NT」) ア「月が故郷?それって、巨大ELSと間違えちゃいないよね…?」(僚機属性「ムーンレイス」) ア「遺伝子操作で強化された超兵だって!?人革連は遂にそこまで…!」(僚機属性「コーディネーター」) ア「木星からの使者?馬鹿な!あそこはすでにELSに…!」(僚機シロッコ(ジ・O),ザビーネ(X2)) ア「この子は、この年で刹那以上に過酷な人生を歩んでいるのか…」(僚機ウッソ(共通)) ア「こんな小さい時から戦場に出て…まるで刹那だ…」(僚機ヒイロ(共通),トロワ(共通)) ア「正義か…確かに正義を信じてでもいないと、こんな戦いは続けられないのかもしれない」(僚機五飛) ア「カトル、どうやら君とは話が合いそうだね」(僚機カトル(サンドロック)) ア「君はその機体に乗らないほうがいい。きっと後悔する」(僚機カトル(ゼロ)) ア「エアマスター?この機体はそんな名前じゃないですよ」(僚機ガロード(共通),ジャミル) ア「行こう、刹那!平和の礎を築きに」(僚機刹那(共通)) ア「僕達が前衛を務める。ロックオンは援護を頼む」(僚機ロックオン(ケルディム、サバーニャ)) ア「刹那を執拗に狙っていた男か」(僚機ブシドー) ア「ロックオン…また君と共に戦えるなんてね」(僚機ロックオン(デュナメス)) ア「この男が…刹那の言っていたアリー・アル・サーシェス…」ハ「いいねぇ!!己の欲望に忠実な男!!」(僚機サーシェス) ア「ネーナ・トリニティ…本当にちゃんと協力してくれるのか?」(僚機ネーナ) ア「リボンズ・アルマーク…何を企んでいるんだ?」(僚機リボンズ) ア「不死身のコーラサワー…そういえば聞いた事があるような無いような」ハ「ヘッ!!ただの雑魚だよ雑魚!」(僚機コーラサワー) ア「あんな旧式で戦うのか、ソーマ・ピーリスは…」(僚機ピーリス) ア「マ…ソーマ・ピーリス。君は無理に戦わない方がいい」ピ「余計なお世話だ!」(僚機ピーリス) ア「マリー…いや、ソーマ・ピーリス…彼女を戦わせるのは…」ハ「やめとけやめとけ、今は何を言っても無駄だっての」マ「えぇ…今のソーマに分からないから…」(僚機ピーリス) ア「人格の上書きと分裂、君も…どこかの研究機関に?」(僚機マリーダ(バンシィ),レオス(共通)) ア「可能性の持つ無限の未来…僕たちも一緒に見届けさせてほしい!」(僚機バナージ(FAUC)) ア「貴方にもあるんですね。命を懸けてでも負けることのできない戦いが」(僚機ガトー(共通),デュバル,ソンネン) ア「木星帝国?既にELSに汚染されているのか?」(僚機ザビーネ(X2)) ア「トビア君と言ったね、僕と一緒に木星からの脅威に立ち向かおう」(僚機トビア(共通)) ア「戦うメカニックか。ソレスタルビーイングには是非とも欲しい人材だね」(僚機ロウ(共通)) ア「学びたい?超兵の戦いは、学べるものじゃないんだけど」(僚機レオス(共通)) 攻撃時ア「当たれ!」(メイン射撃1) ア「そこだ!」(メイン射撃1) ア「そっちか!」(メイン射撃1) マ「撃つ!」(メイン射撃1) マ「邪魔よ!」(メイン射撃1) マ「舐めないで!」(メイン射撃1) マ「やれる!」(メイン射撃2) マ「そこをどけ!」(メイン射撃2) ハ「消えろぉ!」(メイン射撃2) ハ「落ちろっての!」(メイン射撃2) ア「それなら!」(射撃CS) ア「出力切り替え!」(射撃CS) マ「ならば!」(射撃CS) マ「一掃する!」(射撃CS) ハ「消し炭にしてやる」(射撃CS) ハ「どう料理してやろうか…」(射撃CS) ア「GNシザービット展開!」(格闘CS) ア「断ち切れ!シザービット!」(格闘CS) マ「GNシザービット!」(格闘CS) ハ「真っ二つにしてやるぜ」(格闘CS) ハ「いけよシザービットォ!」(格闘CS) ア「狙いは外さない!」(サブ射撃,変形メイン射撃,後格闘射撃派生) マ「邪魔をするな!」(サブ射撃,変形メイン射撃) マ「一撃で!」(サブ射撃,変形メイン射撃) ハ「落としてやるぜぇ!」(サブ射撃,変形メイン射撃) ア「この一撃で!!」(マルート時後サブ射撃) マ「これでとどめ!」(マルート時後サブ射撃) ハ「派手にかますぜ!」(マルート時後サブ射撃) マ「刹那・F・セイエイ、援護を!」(N特殊射撃) ハ「行けよ刹那ァ!」(N特殊射撃) ハ「獲物はくれてやらぁ!」(N特殊射撃) 刹「戦う!生きるために!」(N特殊射撃ヒット時) 刹「俺達は、判り合える筈だ!」(N特殊射撃ヒット時) ア「刹那、あそこを!」(レバー入れ特殊射撃) ア「いけるかい?刹那!」(レバー入れ特殊射撃) ハ「刹那ァ!やっちまえ!」(レバー入れ特殊射撃) ア「これを使えば!」(特殊格闘) ア「油断はしない!」(特殊格闘) ア「もう迷いは無い!」(特殊格闘) ア「何処にいようと!」(特殊格闘) マ「無駄よ!」(特殊格闘) ハ「作戦?んなもん興味ねぇ!」(特殊格闘) ア「このっ!」(N格闘初段) ア「たっ!」(N格闘2段目) ハ「とどめだ!」(N格闘3段目) ハ「失せろ!」(N格闘最終段) ア「えぇい!」(前格闘初段) ア「邪魔しないでくれ!」(前格闘初段) ア「下がれ!」(前格闘最終段) ア「舐めるな!」(前格闘最終段) ハ「うぜぇ!」(前格闘最終段) ア「そっちがその気なら!」(横格闘) ア「こいつ!」(横格闘) ハ「そらそら!」(横格闘) ア「やるしかないんだ!」(横格闘最終段) ハ「甘いっての!」(横格闘最終段) マ「いける!」(格闘前派生) ハ「邪魔すんじゃねぇ!」(格闘前派生) ハ「しつけぇんだよ!」(格闘後派生) ハ「命乞いかぁ?聞けねぇなぁ!」(格闘後派生) ハ「はははは、楽しいなぁオイ!」(格闘後派生) ア「無駄だ!」(後格闘) ア「させるものかぁ!」(後格闘) ハ「舐めんじゃねぇ!」(後格闘) ア「外しはしない!」(後格闘射撃派生) マ「任せて!」(後格闘射撃派生) ハ「逃すかよぉ!」(後格闘射撃派生) ア「ええい!」(BD格闘) ア「貰った!」(BD格闘) ハ「貰ったぜ!」(BD格闘) ア「超兵の力は!」(BD格闘2段目) ハ「おネンネの時間だ!」(BD格闘2段目) ハ「超兵を舐めんじゃねぇ!」(BD格闘2段目) ハ「理屈なんかどうでもいい!殺るだけだぁ!!」(BD格闘2段目) ア「飛翔する!」(変形) ア「ハルート、目標を迎撃する!」(変形) マ「逃がさない!」(変形) ア「今だ!」(変形サブ射撃) ア「これで!」(変形サブ射撃) マ「弾幕を張る!」(変形特殊射撃1) マ「ミサイルで弾幕を!」(変形特殊射撃1) マ「ミサイル一斉発射!」(変形特殊射撃1) ア「ミサイルコンテナ、パージ!」(変形特殊射撃2) マ「コンテナをパージ!」(変形特殊射撃2) ハ「コンテナ、邪魔だぁ!」(変形特殊射撃2) マ「あそこ!」(変形特殊射撃3) ハ「こいつは俺の獲物だ!」(変形特殊射撃3) ア「なんの!」(変形特殊格闘) ア「やってみせる!」(変形格闘) ア「この間合いなら!」(変形格闘) ハ「いいか?反射と思考の融合だ!」ア「わかってる!」マ「了解!」ハ「いくぜぇえ!!」(マルートモード発動) ア「切り開くんだ!」(覚醒技初段-1) マ「未来を!!」(覚醒技2段目-1) ハ「明日を!!!」(覚醒技3段目ヒット時-1) マ「アレルヤ!」(覚醒技最終段-1,2) ア「いっけぇえ!!」(覚醒技最終段ヒット時-1) マ「切り開くのよ!」(覚醒技初段-2) ハ「未来を!!」(覚醒技2段目-2) ア「明日を!!!」(覚醒技3段目ヒット時-2) ア「僕達の未来は、僕達の手で作り出す!!」(覚醒技最終段ヒット時-2) ハ「切り開けよォ!」(覚醒技初段-3) ア「未来を!!」(覚醒技2段目-3) マ「明日を!!!」(覚醒技3段目ヒット時-3) ア「マリー!」(覚醒技最終段-3) マ「これで終わりにするわ!」(覚醒技最終段ヒット時-3) ア「分かっただろう。無駄な抵抗はやめた方がいい」(一定以上のダメージ) ア「どうよ?一方的な暴力に、命をなす術なくすり減らしていく気分は!?」(一定以上のダメージ) ア「さすがだ…ソーマ・ピーリス」ピ「当然だ」(連携成功 ピーリス) ア「しまった、味方に!」(誤射) ア「なっ!ああ、すまない…」(誤射) ハ「ヒャッハー!悪いな!!」(誤射) サーチア「無駄な抵抗は!」 ア「見逃すつもりは無い!」 ア「捉えた!」ハ「にがすんじゃねぇぞ!!」 マ「ターゲットを確認」 ハ「こいつは俺の獲物だ!」 ア「何だ、相手は子供!?」(敵機属性「子供」) ア「子供だと思って油断はできない!」(敵機属性「子供」) ア「脳量子波…?違う…まさか超兵?」(敵機属性「強化人間」) ア「何だ?あの敵も、刹那と同じイノベイターなのか?」(敵機属性「NT」「Xラウンダー」) ア「人が生きている世界に、黒歴史なんてものは有りはしないんだ!」(敵機作品[∀ガンダム]) ア「やはり刹那か…でもここは手は抜けない!」ハ「おもしれぇ!やろうぜ相棒!」(敵機刹那(00,クアンタ,フルセイバー)) ア「刹那、無駄な抵抗はやめた方がいい」(敵機刹那(エクシア)) ア「どういうつもりだが知らないが、君を止める!ロックオン!」(敵機ロックオン(ケルディム,サバーニャ)) ア「あれは、イノベイター!?」(敵機リボンズ) ア「ソーマ・ピーリス…何としても君を止める!」ピ「また新型が来たのか、ガンダム!」(敵機ピーリス) ア「不死身の噂、確かめさせてもらうよ!」(敵機コーラサワー) ア「すまない…ティエリア、貰うよ!」(敵機ティエリア) ア「極限の絶望…そんなもの…もう誰にも味わせたくない!!」(ダークセシア、ex-(DC)) ア「そこまでだ!」(ロックした敵を撃破で勝利) ハ「サヨナラだ!」(ロックした敵を撃破で勝利) マ「これで終わりにするわ!」(ロックした敵を撃破で勝利) ア「これで終わりにするんだ!」(ロックした敵を撃破で勝利) ハ「もう逃げられねえぜ、覚悟しな!」(ロックした敵を撃破で勝利) ア「もう止すんだ!マリー!!」ピ「邪魔をするな!」(ロックした敵を撃破で勝利 ピーリス) 被ロックア「正面からやりあう気なのか!?」 マ「正面だ!」 ハ「正面から来るとは良い度胸だ…!」 マ「右から来る!」 マ「右、狙っている!」 ハ「右からか!」 ア「左!」 マ「左から来る!」 ハ「左か!」 ア「後ろに回り込まれた!?」 マ「後よ!」 ハ「後かよ!」 ア「まだだ!僕達は一人じゃない!」(自機被撃破で敗北時) ア「もう後がない…なんとしても!」(自機被撃破で敗北時) マ「アレルヤ、もう後がない!」(自機被撃破で敗北時) ハ「ここからが、超兵の見せ場よぉ!」(自機被撃破で敗北時) ピ「たとえ新型でも、この距離ならば!」ア「よせ、マリー!」(自機被撃破で敗北時 ピーリス) 被弾時ア「ぐあっ!!」 ア「当たったか!」 マ「うっ!」 ア「ぐぅ、ああああ!!」(スタン) ア「マ、マリー…!大丈夫か…!?」(スタン) マ「あぁ!アレルヤァ!!」(スタン) ア「ぐあああ!!」(ダウン) ア「うあっ、直撃!?」(ダウン) ア「動きを読んだのか!?」(ダウン) マ「あぁぁぁぁ!!」(ダウン) ハ「やろう!」(ダウン) ハ「くそったれがぁぁ!」(ダウン) ア「なっ!?よせ!!」(誤射) ア「なにをするんだ!」(誤射) マ「味方が撃つなんて…!?」(誤射) ハ「てめぇ!何しやがる!!」(誤射) ア「ありがとう、助かりました」(僚機がカット) ア「感謝する」ハ「余計なお世話だっての!」(僚機がカット) 被撃破時ア「しまった!」 ア「迂闊だった…!」 マ「…!?こんな簡単に…!」 ハ「しくじったぜ…!」 ハ「チッ、俺としたことが…!」 ハ「くそっ、こんなくだらねえミスで…!」(自分の攻撃で撃墜) ア「誰かやられた!?」ハ「気にすんな!俺達だけで殺っちまえ!」(僚機被撃破) ハ「ハハハハハ、ご愁傷様だな!」(僚機被撃破) 回避時ア「読み通り!」(ガード) ハ「甘いぜ」(ガード) ハ「悪いなアレルヤ!オレはまだ、死にたくないんでねぇ!」(ガード) ハ「やりやがったなぁ!?」(ガードブレイク) ア「ぐうっ…!」(ガードブレイク) 弾切れ時ア「エネルギーダウンか!?」 ハ「エネルギー切れだと!?」 敵機撃破時ア「敵機撃墜!」 ア「悪いけど、負けられないんだ…」 ア「罪を背負う覚悟はできている…」 ア「やった…。だけど、パイロットは…」マ「アレルヤ、今は目の前の敵に集中して」 ア「脱出は、したよね…?」ハ「甘っちょろいこと言ってんじゃねぇ、アレルヤ!」 マ「撃墜を確認」 ハ「出直して来な!」 ハ「ひゃっはははははは!」 ア「無茶をするな、ソーマ・ピーリス!」ピ「うるさい!!」(敵機ピーリス) ア「これでこちらのペースに!」(僚機が敵機撃破) ハ「ちっ、余計なことしやがって…!」(僚機が敵機撃破) 復帰時ア「僕たちにはまだ、やるべき事がある!」 ア「まだだ!まだ僕たちの戦いは終わらない!!」 ア「行けるかい?マリー」マ「ええ、大丈夫」ハ「今度はしくじるんじゃねぇぞ」 覚醒時ハ「さあ、そろそろ超兵の本領発揮といくか!!」(ゲージMAX) ア マ「トランザム!!」 ハ「これが!超兵の力だァ!!」ア「違う!未来を切り開く力だ!!」 ハ「てめぇの行為は偽善だ!」ア「それでも善だ!!僕はもう、命を見捨てたりしない!!」 ア「少しは、役に立てたかな…?」(覚醒終了) ア「くそっ、トランザムの限界時間が…!」ハ「詰めが甘えなあ」(覚醒終了) マ「粒子残量、ゼロ」(覚醒終了) ハ「くっ、命拾いしたな!」(覚醒終了) ア「な、何をしたんだ!?」(敵機覚醒) マ「何?今のは…!」(敵機覚醒) ハ「テメェ!何しやがった!?」(敵機覚醒) 増援時ア「ガンダムハルート、アレルヤ・ハプティズム、ソーマ・ピーリス、介入行動に入る!」(1-E EX) ハ「さぁ、死にてぇ奴からかかって来な!」(1-E EX) 戦況変化時ア「まずは牽制して、敵の反応を見る」(開始30秒) マ「もう二度と、あんな思いはしたくないから…」(開始30秒) ハ「さっさと片付けちまうか…」(開始30秒) ア「僕には…もう二度と失いたくないものができたんだ」(独白) ア「僕達は、戦うことしかできない。でも…そうすることでしか得られないものもあるんだ」(独白) ア「この戦いを終わらせるには、超兵である僕達の力が必要なんだ」マ「そうね、そのための力だから」(独白) マ「私は常に、アレルヤと一緒にいたいから」(独白) マ「私は戦う、ソレスタルビーイングの一員として!」(独白) ハ「作戦?んなもん興味ねぇ。敵を叩き潰す、それだけだ!」(独白) ハ「未確認機?敵に決まってるぜ!」(シャッフル乱入) マ「来たわ!アレルヤ!」(ターゲット出現) ハ「来やがったか…覚悟しやがれ」(ターゲット出現) マ「この敵、只者じゃない…!」(ボス出現) ハ「随分待たせてくれたな、えぇ?」(ボス出現) ハ「ひゃははははは!観念しな!!」(あと1機撃破で勝利) マ「敵相対戦力低下。アレルヤ、大詰めよ」(あと1機撃破で勝利) ア「目標達成率80%以上、このままいけば勝てる」ハ「けっ、歯ごたえのねえ連中だぜ」(あと1機撃破で勝利) マ「このままじゃ、不利になる一方だ」(あと1機被撃破で敗北) マ「アレルヤ、このままでは!」(あと1機被撃破で敗北) ハ「てめぇ、調子に乗ってんじゃねぇぞ…!」(あと1機被撃破で敗北) ア「時間がない!急がないと!」(残り30秒) マ「アレルヤ急いで!時間がないわ!」(残り30秒) ハ「もう遅ェ!!」ア「それでもいくさ!!」(残り30秒) ア「もう少し時間があれば…」(タイムアップ) マ「時間切れね…」(タイムアップ) マ「手間取りすぎた…」(タイムアップ) 勝利ア「ミッション・コンプリート、僕達の勝ちだ」 ア「帰ろう、マリー」マ「えぇ、私達の家へ」 マ「これで…終わりにするの!」 ハ「これでお終いだぁ!」 ア「これでマリーにあまり負担を掛けずに済んだ…」ハ「こっちのマリーはいいのかよ?」(僚機ピーリス) ハ「ちっ、美味しいとこ持ってかれちまったか」(僚機の攻撃で勝利) マ「勝ったのね、アレルヤ。私達」(敵機の誤射で勝利,レイドボス戦時タイムアップ) ハ「勝ったな」(敵機の誤射で勝利,レイドボス戦時タイムアップ) 自機被撃破で敗北ア「この勝負、僕達の負けだ…帰投する…!」 ア「これが……僕達の受ける報いなのか……」 ア「帰還命令が出た…これ以上は戦えないか…」 ア「ダメだ、これ以上は!」マ「アレルヤ、脱出を!!」 ア「しまった!!」ア「何やってやがる!次はオレにやらせろ!!」 マ「そんな…役に立てなかったなんて……」 マ「アレルヤ、これ以上の戦いは無理よ。撤退しましょう!」 ハ「クソッタレが…!」 ハ「馬鹿な、超兵であるオレがこんな簡単に…!」 ハ「なにやってやがる!弱っちいくせに出しゃばるから!!」 ピ「出来損ないの貴様などに!」ア「くっ…マリー…」(敵機ピーリス) 勝利時リザルトア「これが本当の超兵の力だ!」(完勝・大勝) ア「三位一体、超兵の力をもってすれば」ハ「敵はいねぇんだよ!!」(完勝・大勝) マ「超兵の三位一体の力なら、当然の結果ね」(完勝・大勝) ハ「手応えがねぇなぁ。少しは楽しませてくれよ!」(完勝・大勝) ア「完璧な超兵となった僕たちには、負けることはない」 ア「僕とハレルヤ、そしてマリーがいれば」マ「えぇ。負けることなんてない」ハ「っは!わかってきたじゃねぇかアレルヤ!」 マ「アレルヤと一緒ならば、負けるはずないのよ」 ハ「ひゃはははは!こうなるのは目に見えてたけどな!!」 ア「手ごわい相手だったな…」(幸勝) ア「流石に手こずったな…」ハ「ぬるいんだよ、アレルヤ!」(辛勝) マ「なんとか勝てたけど、こちらも損傷は大きいわ。アレルヤ、帰投しましょう」(辛勝) ハ「手こずらせやがって…サッサとくたばっちまえばいいのによ!!」(辛勝) ア「フッ…流石は刹那だ、どうやら僕の出番は無かったね」(僚機刹那(エクシア,Aエクシア) 僚機とどめ) ア「ロックオン、君が援護してくれたおかげで勝てたよ」(僚機ロックオン(デュナメス) 僚機とどめ) ア「よく頑張ったね、マリー」ハ「お前も少しは見習ったらどうだ?」(僚機ピーリス 僚機とどめ) ア「助かったよ。ティエリアには…少し頼りすぎたかもしれないね」(僚機ティエリア 僚機とどめ) ア「君の援護のお陰で勝てたよ、ありがとう」(僚機ロックオン(サバーニャ)) ア「そんな旧式でよく頑張ったよ、刹那」ハ「しかぁーし!勝ちは勝ちだぜ!!」(敵機刹那(エクシア,Aエクシア)) ア「すまないロックオン!僕達は負けるわけにはいかないんだ!」(敵機ロックオン(共通)) ア「罪を償うんだ。アリー・アル・サーシェス!」(敵機サーシェス) ア「君は罪を犯し過ぎたんだよ。ネーナ・トリニティ!」(敵機ネーナ) ア「罪を罪と意識しないと、人とは分かり合えない!」ハ「やめとけ!コイツに何を言っても無駄だ!!」(敵機リボンズ) ア「案外大したことなかったな、不死身のコーラサワー」(敵機コーラサワー) ア「僕の言葉も…脳量子波も…届かなかったのか…マリー…」(敵機ピーリス) ア「刹那…そんな事じゃあ…」ハ「俺達と対話はできねぇんだよ!!」(敵機刹那(クアンタ,フルセイバー)) ア「ティエリア……僕達はまだ負けるわけにはいかないんだ」(敵機ティエリア) 敗北時リザルトア「また…世界が悪意で満ちていく…」 ア「どんなに惜しくても、負けは負けだ…」 ア「こんなことじゃ、いつまで経っても…」 ア「3人の力をもってしても…駄目なのか…」 ア「あと一歩、及ばなかったか…。すまない、マリー」マ「ううん、私こそ」ハ「傷を舐めあってんじゃねぇよ!」 マ「私がもっとうまくやれていれば…」 マ「アレルヤ、ごめんなさい。私が至らないばかりに」 マ「…っ!これ以上は!」ア「マリー!脱出して!」 ハ「バカな…負けたってのか…?この俺が…」 ハ「てめぇ、調子に乗ってんじゃねぇぞ!!」ア「負けは負けだよ、ハレルヤ」 ア「そうだ刹那…その力を、平和に役立てくれ…」(敵機刹那(クアンタ)) ア「マリー、どうしてわかってくれないんだ…!」(敵機ピーリス) コンティニューア「行動することでしか、僕たちは罪を償えない。例えそれが、更に罪を重ねることになるとしても…」 マ「私はまだ戦える!これまでに散っていった多くの人達の弔いのためにも、ここで止める訳には…!!」 ハ「おいおい?やられっぱなしで終わりじゃねぇんだろうなぁ?きっちりお返ししてやろうぜぇ?」 ハ「ほぅ、分かってんじゃねぇか。それでいいんだよ!!」(継続) ア「もう一度、巡礼の旅に出ようか」(終了) マ「わかったわ、私はここで待っている…」(終了) ハ「腰抜けが!」ア「言い過ぎだぞハレルヤ」(終了)
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508 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/03/06(日) 08 48 37.07 ID ??? 2重人格なので中学の頃カッコいいと思って 彼が出ても無いのに右目に包帯巻いて、突然右目を押さえて 「っうわ!・・・くそ!・・・頭が・・・」とか言いながら息をを荒げて 「奴らがまた来たみたいだ・・・ハレルヤ・・・僕は憂鬱だよ・・・」なんて言ってた グエンに「大丈夫か?」と聞かれると 「っふ・・・・脳量子波(自分で作った設定でニュータイプみたいなもの)を持たない物にはわからないさ・・・」 と言いながら人気の無いところに消えていく テスト中、静まり返った教室の中で「うっ・・・こんな時に・・・世界の悪意が見えるようだよ」 と言って教室飛び出した時のこと思い返すと死にたくなる 柔道の授業で試合してて右目を痛そうに押さえ相手のゼクスに 「が・・・あ・・・離れろ・・・死にたくなかったら早く僕から離れろ!!」 とかもやったカトック先生も僕がどういう生徒が知ってたらしくその試合はノーコンテストで終了 毎日こんな感じだった でもやっぱりそんな痛いキャラだとヤンキーグループ(フロスト兄弟やミハエル達)に 「脳量子波見せろよ!脳量子波!」とか言われても 「・・・ふん・・・出来ないね・・・僕はガンダムマイスターだ」とか言ってヤンキー逆上させて スリーパーホールドくらったりしてた、そういう時は何時も右目を痛がる動作で 「てめえ・・・殺すぞ・・・」って一瞬何かが取り付いたふりして 「やめろ・・・やめるんだハレルヤ・・・どうしてそんなに人を殺したがる!!」と言って右目を思いっきり押さえてた そうやって時間稼ぎして休み時間が終わるのを待った 授業と授業の間の短い休み時間ならともかく、昼休みに絡まれると悪夢だった コウ「ってのが中学時代流行ってたな」 バーニィ「懐かしいなあ。俺もやろうとしたけど演じきれなかった」 刹那「彼にそんな過去が……」 509 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/03/06(日) 08 52 08.50 ID ??? アレルヤ「うわああああああああ!! ああああああああああ!!」 ハレルヤ『自業自得だなぁ、アレルヤァァ!!』
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ハレルヤは嘲りの笑みを浮かべながらそう言い、ソーマに向かって身を寄せる。 ソーマは、精一杯の敵意を視線に乗せ、彼を睨み付けた。 「痛い目……?そんな事で、私が……」 「屈する訳は無い、か?じゃあ、こんなのはどうだ?」 「……ぅ!?」 ハレルヤは突然ソーマの胸に指を走らせ、服越しに彼女の薄い胸を揉みしだく。 同時に、彼女の身体に覆い被さり、身動きが取れない様にする。 「こ…の……!一体、何を……!?」 「何を、だと?この状況で分からないってのは鈍いにも程があるぜ?」 「うっ……あぁ……!」 ハレルヤは、ソーマの背中に置いていた手をゆっくりと這わせ、彼女の小振りな尻の上まで運ぶ。 「ひぁっ……!」 掌で尻肉を撫で、内股に沿って指先を這わせる。その感触に、ソーマは思わず悲鳴を漏らした。 「人形にしては良い声で鳴くじゃないか。それで良い。せいぜい俺を愉しませな。」 「っ……!」 嘲笑と共に紡ぎ出された言葉に、ソーマは羞恥に頬を染めてハレルヤを睨み付ける。 だが、彼女が言葉を発する前にハレルヤはさらなる行動に移っていた。 「次は、ココだな。そら、今度はどんな声を上げる?」 それまで内股を撫でていたハレルヤの指先が、ゆっくりと彼女の股間へ向かって伸ばされる。 その行く先はソーマの秘所。インナースーツ越しに触れた指先が、割れ目に沿ってゆっくりと往復する。 「ふぁ……っ!?いや!そこは……!」 陰部を撫でられる感触に、ソーマは嫌悪感も露に声を上げる。だが―― 「まだ始めたばっかりだぜ?そのザマじゃ、最後まで耐えられるかどうか分からねえな。」 ハレルヤは抵抗しようとするソーマを意に介する事無く、淫裂を撫でていた指先で彼女のクリトリスを強く摘み上げた。 「あう!や、やめてぇ!あぁっ……!」 全身を貫く快感。自分で慰める事すら知らない少女に取って、その感覚は鮮烈に過ぎた。 彼女の理性は未知の感覚に慄き、同時に女としての本能が、少女の身体に変化を生じさせる。 「……ほぅ。濡れてきたじゃねえか。服の上からでも分かるぜ?股の間に染みまで作って、随分な格好だな?」 「い、いや……!私、こんな……。」 容赦の無い言葉。ソーマは身を硬くし、必死に快感から逃れようともがく。 だが、それはハレルヤの嗜虐心を煽るだけだ。ハレルヤは逃げる彼女を押さえ付け、口元を歪めて哂う。 「良い感じに出来上がって来たみたいだな。そろそろ、お前の全てを曝け出して貰うとするか。」 「あ……ぁ……」 混乱し、身を竦める彼女を尻目に、ハレルヤは彼女のインナースーツを脱がしにかかる。 碌に抵抗する力を失った彼女にそれを妨げる事は出来ず、見る間にソーマはその裸体を彼の前に曝け出す事となってしまう。 「フン。肉付きは貧相だが、ラインは整ってるな……。なかなかそそるじゃねぇか。」 「嫌……!み、見ないで!」 ハレルヤの無遠慮な視線に、ソーマは必死に身を隠そうとする。だが、ハレルヤはソーマの腕を強く掴み、それを許さない。 「……人形が普通の女を気取るか?」 「ち、違っ……!私、私…は……!」 自身を嘲弄する言葉に、ソーマの唇は必死に否定の言葉を紡ごうと震えた。 だが、彼女の口は震えるばかりで、肝心の言葉が出て来ない。 その姿を眺め、ハレルヤは口元に酷薄な笑みを浮かべる。 「フン。そんなに違うと証明したいなら、俺が確かめてやるよ。お前が本当に『女』として使い物になるかどうかな。」 そう言って、彼はズボンのベルトを緩め、ペニスを外気へと晒した。 彼のモノは既に充血して張り詰め、目の前の少女を犯す時を心待ちにしている。 「っ!?い、いや……!」 ソーマは生まれて初めて目にするソレに怯え、ジリジリと後退する。だが、直ぐに行く手を壁に阻まれ、それ以上逃げる事は適わない。 「逃げても無駄だ。素直に諦める事だな。」 ハレルヤは無慈悲に呟き、ソーマの身体に圧し掛かる。 必死に抵抗しようとする少女を物ともせず、彼女を四つん這いに組み敷き、いきり立ったモノを少女の秘裂に押し当てた。 その感触に、少女の心は恐怖に染まる。 「ひっ!いや、嫌ぁ……!!やめて……やめてぇ……!」 「嫌だね。」 無情な一言。それを合図に、ハレルヤは腰を前に押し進め、少女の胎内へと己のモノを進入させる。 未だ異性を知らない彼女の膣を、青年のペニスは容赦無く押し広げ、奥へ奥へと進んでいく。 ペニスが進む度、彼女の膣はメリメリと無惨に押し広げられ、ソーマは耐え難い苦痛に悲鳴を上げる。 「ひ……ぎ……!や、や…め……!私の中が、裂けて……う、あぁぁああ!!」 だが、少女の悲痛な叫びも陵辱者の耳には届かない。狭い膣壁をさらに押し広げ奥へと進む。 その内に、遂にペニスの先端が少女の純潔の証に触れた。その感触に、ハレルヤは知らず残虐な笑みを浮かべていた。 「そら、いよいよお前の膜をぶち破る時だ。せいぜい無様に泣き喚け。」 そう言うや否や、彼は勢いを込めて腰を前に押し出した。少女の胎内に打ち込まれたペニスは、その動きに従い子宮に向かって突き出される。ぷちり、と小さな感触と共に、彼のモノはソーマの処女膜を突き破った。 「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 周囲に響き渡る絶叫。ソーマは余りの激痛に髪を振り乱して泣き叫ぶ。 彼女の秘部から流れ落ちる一筋の血。それを眺めながら、ハレルヤはゆっくりと腰を動かし始めた。 「ひ……!?あ、ぐ…………!や、やめ……て!痛っ…………!?」 「はっ、良いぞ。その調子で喚け。せいぜい俺を愉しませろ。」 断続的に少女を襲う痛み。それは少女の理性を削り取り、唇からは絶え間なく苦鳴が上がる。 だが、その痛ましい悲鳴もハレルヤを愉しませるだけだ。 ソーマの膣内に収めたペニスをゆっくりと前後に動かし、狭い膣壁の感触を存分に味わう。 ひと突きする度、少女の入り口からは血と愛液が漏れ出し、唇からは悲鳴が上がる。 ハレルヤは、組み敷いた少女の哀れな姿を眺め、嗜虐に口元を歪めた。 「流石に処女だけあるな。お前の膣内は、狭くて心地が良い。こうやって汚されて、気分はどうだ?」 「う……くっ……。う、あ、あぁぁ……!」 心底馬鹿にした様なハレルヤの声にも、少女は応えない。否、応える余裕が無いのだ。 絶えず少女を襲う苦痛は、彼女から気力も耐える心も奪い去っている。 少女の瞳からは徐々に輝きが失せ、最早されるがままとなっていた。 「……ちっ。所詮は出来損ないの人形か。こちらを愉しませる事も出来ないとはな。」 少女の反応が弱まったのを見て取り、ハレルヤはつまらなさそうに悪態を吐く。 ――だが、されるがままだった少女は、その言葉にぴくりと身体を震わせた。 「――――――ぃ」 「……ん?」 少女の唇から、小さく呟きが漏れている。顔は長い髪に隠れ、その表情までは読み取れない。 ハレルヤは興味をそそられ、顔を近づけてその表情を覗き込む。だが―――― 「わ……たし……、人形じゃ、な……い――――」 「――――っ!…………ちっ。」 ――少女は泣いていた。大きく声を上げるでも無く、身を裂く苦痛に表情を歪めるでも無く、ただ両の瞳から止め処無く涙を流して。 恐らく、彼女自身にも何故自分が泣いているのか理解出来てはいない。 だが、その唇からは確かに自身に投げかけられた言葉に対する否定が紡がれていた。 その姿に、ハレルヤは僅かに動揺を得る。そして―― (ハレルヤ――――ハレルヤ!――――) ――自身の内側から声が聞こえる。それは、彼を責める意思を込めた憤りの叫びだ。 それを感じ取り、ハレルヤは居心地悪そうに顔を背けると、大きく息を吸い込み目を閉じる。 「ちっ……。完全に白けちまった。後は勝手にしろ、アレルヤ。……俺は寝る。」 ――ハレルヤの体から力が抜ける。次にその目が開かれた時、青年は沈鬱な表情を浮かべたアレルヤへと代わっていた。 「…………。」 「ぅ……。」 アレルヤは慎重にソーマの胎内からペニスを引き抜く。 ――ペニスは、少女の血と愛液で汚れていた。それを見て、アレルヤは苦しげに眉根を詰めた。 そして、ゆっくりと彼女の身体を抱き起こす。 一瞬、少女の身体が怯えた様に震えるが、それでも彼は少女を強く抱き締め、喉の奥から絞り出す様な声で呟きを漏らす。 「……すまない。」 「――――ぇ?」 彼のその声は、今にも泣き出さんばかりに震え、消え入りそうな程に掠れていた。 今までこちらを散々嬲っていた者と同じ人物とはとても思えない様なその変わり方に、ソーマは戸惑う。 良く見れば、自分を抱き締めているその体も小刻みに震えており、本当に泣き出す一歩手前の様な有り様だ。 少女は直感的に、今、目の前に居る青年と先程までの青年が「違う」のだと感じた。 「――貴方は、誰……?」 「……僕は――」 アレルヤは彼女の問いに答えようとするが、ソーマの表情が再び痛みに歪んだ事で開きかけた口を閉じる。 胎内を蹂躙する物が無くなったとは言え、処女膜を引き裂かれた苦痛は消えはしない。 アレルヤは、苦しげな呼吸を漏らす少女の姿を見、僅かに躊躇する物の、意を決して頷く。 「ごめん。気持ち悪いかも知れないけど、少しだけ我慢してくれ。」 「……ぇ……?」 アレルヤの言葉にソーマは疑問符を浮かべ、 ――次の瞬間、身体を駆け抜けた快感に甲高い悲鳴を上げた。 「ひ、あぁぁぁぁぁっ!?や、な、何を……!?」 見れば、アレルヤは彼女の秘部に顔を埋め、流れた血を舐め取り、 彼女の膣内に舌を挿し入れ、傷ついた粘膜を丁寧になぞって付着した血をこそぎ取っていた。 「ん……今のまま放って置いたら痛いだけだ。少しでも痛みを和らげて置かないと……。」 「ふぁっ……!?そ、そんな事、しなくて良い……!あ、んぅっ!!」 アレルヤはソーマの問いに答えた後も、構わず「処置」を続ける。 散々痛みを覚えて過敏になっていたソーマに取って、その行為は過剰に快感を刺激される物だ。 アレルヤの舌が膣壁をなぞる度、ソーマの身体に痛みと快感が走り抜ける。 その感覚は、先程無理矢理犯されていた時よりも大きな刺激となって彼女に齎される。 「ん、あっ、あぁっ……!くっ、んぅ…………!」 段々と少女の呼吸が荒くなり、手足がぴんと張り詰める。 それは、絶頂の前触れ。少女に取って未知の感覚が身体の中に広がって行く。 「やっ、あっ、んぁぁぁっ!なん、なの、これ……!あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」 一際大きな嬌声。ソーマは大きく背を逸らし、絶頂に至った。 同時に、彼女の股間から愛液が噴き出し、アレルヤの顔を汚す。 「う……あぁ……」 「ご、御免!加減が分からなくて……だ、大丈夫?」 絶頂の余韻と疲労からぐったりとしたソーマを、アレルヤが慌てながら抱き起こした。 ソーマが気だるげに視線を向けると、アレルヤは心配そうに声をかける。 その、何処かズレた台詞に、ソーマは知らず口元を緩めた。 「貴方、変な人……。」 「うっ。そ、そうかい……?」 自覚していないのか、アレルヤは困った様に苦笑いを浮かべるだけだ。 そんなアレルヤの姿を、ソーマは面白い物でも見るかの様に眺めていたが、その時ふと、視界の隅に違和感を抱く。 「ぁ……。」 「え……?っ!うあ……!」 ――見れば、アレルヤのペニスは未だに大きく反り返ったままだった。 それに気付き、アレルヤは慌ててモノを隠そうとするが後の祭りだ。 彼女は慌てる彼の顔と彼の股間を交互に見比べ、不意に考え込む様に黙り込んだ。 その沈黙を、アレルヤは自分への不審と嫌悪から来る物と受け取り、自身の愚鈍さに怒りを覚えた。 だが―――― 「その……貴方のソレ、苦しい……の?」 「え……?」 不意の言葉に、アレルヤは虚を突かれる。 彼女はじっとこちらを見据え、こちらの応えを待っている。 確かに、張り詰めたままのペニスは男に取っては苦しさを覚える物ではあるが、果たして正直に答えるべきなのか。 「い、いや、苦しいと言われれば苦しいのかも知れないけど……。」 「……。」 「いや、その……ごめん。君を傷付けた物をまた見せ付けるなんて、僕は……」 最低だな、とアレルヤが続けようとした瞬間、ソーマはゆっくりと身体を起こし、 アレルヤに身体を預けた。アレルヤの首筋に、彼女の吐息がかかる。 その感触にアレルヤはドキリとし、どうした物かと判断に迷う。 視線を下げれば、ソーマもこちらを見上げていた。二人の視線が絡み合う。 「――――。」 「あ、あの……えぇと……。」 こちらを見つめるソーマの瞳に、何を言えば良いのか分からなくなる。 対するソーマも、今の自分が何故こんな事をしているのか、実のところ自分でも良く理解出来ては居ない。 論理的では無いと思う。自分が冷静では無いとも。だが、心の内に生まれた衝動が自分を駆り立てるのだ。 「…………。」 目の前の青年の顔を見つめる。先程まで自分を犯していた青年と同じ造形の顔。 違うのは、前髪に隠れている目が左目から右目に変わった事くらいだ。 だが、その表情はこちらの行動に対して戸惑いを隠せない、どこか頼りなさすら感じる物で、自分を犯していた青年に対する時の様な敵意や憎しみを、目の前の男に対しては感じない。 だから、少女は感情に身を委ねる事を選ぶ。ソーマは、ゆっくりと青年の前に跪いた。 「え……!?」 「貴方は、私の痛みを和らげようとしてくれた。だから、貴方が苦しいのなら――――」 ゆっくりと、目の前で反り返るペニスに向かって手を伸ばす。 触れるのに一瞬だけ躊躇するが、意を決して指先をペニスに触れさせた。 ソーマのひんやりとした指先の感触が、アレルヤの脳髄を駆け抜ける。 「うっ……!い、一体、何を……!?」 「ぁ……。」 アレルヤが驚きの声を上げる。だが、ソーマは指先から伝わるペニスの感触に心を奪われていた。 直に触れるそれは驚くほどに熱く、自分の掌の中でびくびくと脈打っている。 少し力を込めると、びくんと掌の中で震えるのが分かる。その硬さと大きさに少女は戸惑うが、アレルヤが苦しそうに吐息をつくのを見ると、ゆっくりとその顔をペニスへと近付けて行く。 (さっき、この人がしてくれたみたいに――――) 目の前には赤黒い色をした亀頭。ソーマは両手でそっと竿を包み込み、ゆっくりと口を開く。 おずおずと舌を差し出し、目の前で震える亀頭の先端に――触れた。 「うっ……!」 瞬間、アレルヤの脳髄に電流の様に快感が走り抜ける。少女の柔らかい舌の感触が、温かい体温が、切ない吐息が、その全てが快楽となってペニスを通して伝えられる。 「くっ……!こんな……」 アレルヤは、快感の余り腰が抜けそうになる。だが、必死で踏み止まり、自らの股間に顔を埋める少女に視線を向けた。 (熱い……。それに、変な匂いと、味……。) ソーマは、間近で嗅いだ男根の匂いと、舌先で感じた味を、心の中で冷静に分析する。 それらはどれも彼女に取って未体験の物で、その全てが彼女の興味を惹いた。 「んっ……ちゅっ、ちゅぷ……ふ…むっ……」 先程、目の前の青年からされた様に丁寧に舌でなぞる。 ペニスの上部、張り出した亀頭に舌を押し当て、ゆっくりと動かし、鈴口、裏筋、 カリと一通り舐め終わると、そのままペニスの幹の部分へと移る。 「は……むっ、んっ、ふぅ、ちゅっ……」 硬く、太い幹の部分は亀頭とは勝手が違う。上手いやり方が分からず、どうしても動きがぎこちなくなる。 手始めに輪郭に沿って舌を動かしてみるも、その動きは拙い。 奉仕される側のアレルヤも、ソーマの舌の動きが鈍った事で漸く一息をつく事が適う。 いきなりの出来事で混乱してしまったが、流石にこんな事までさせる訳には行かない。 アレルヤは意を決し、少女に対して静止の言葉をかけようと口を開きかけ、 「……うっ。」 「…………。」 不安そうな眼差しでこちらを見上げるソーマと目が合ってしまう。 「その……もしかして、気持ち良く、無い……の?」 「え……いや、その……」 返答に窮するアレルヤの姿に、ソーマはますます表情を曇らせて行く。 まるで捨てられた子犬の様なその視線に、アレルヤの方が先に折れた。 「……ふぅ。先端の、膨らんでる部分を重点的にやってくれるかい?」 「……!うん、やってみる……。」 彼女の頭を優しく撫で、やり方を教える。ソーマは撫でられる事に慣れていないのか、くすぐったそうにしながらも、教えられた通りに先端に舌を這わせ、舌先で鈴口をつつく。裏筋に強く舌が押し当てられ、アレルヤは思わず呻く。 「くぅ……!そう、次は、先端を口に含んで。歯を当てない様に気をつけて。」 「うん……。はむっ、ん……んんっ、じゅっ、じゅぷ……んぅ……」 ソーマの小さな口の中に、アレルヤの男根が飲み込まれる。 舌が優しく先端を包み、唾液がペニスを濡らす。少女がゆっくりと顔を前後する度、唇がカリを擦り上げる。それらの感触に、アレルヤのモノは急速に昂ぶって行く。 「うっ、くっ!もう、出る……!」 「はむっ、んっ、んっ、んんぅぅ!は、む、じゅぷ、じゅる……」 アレルヤの昂りを察したのか、ソーマの動きが早くなり、その唇からは彼女が動く度にじゅぷじゅぷと淫猥な音が漏れ出す。それら全ての後押しを受け、遂にアレルヤは限界を迎える。 「くっ!うぅ…………!」 「んぅ!?……んっ、んんぅ……うっ、むぅ……!」 ペニスの先端から勢い良く白濁液が迸り、ソーマの口内へと流れ込む。 その勢いに少女は驚き、口からペニスを離してしまう。だが、口内から開放された後も射精の勢いは留まらず、そのままソーマの顔面へと白濁した液体が放出され、長い射精が終わった時には、ソーマの額も、頬も、鼻梁も、全てが白く染まっていた。 「くっ……。あ……ご、ゴメン!気持ち良くて、つい……。」 「ぁ……。凄く、熱い……。これが、精液……?少し、苦い……。」 口内に残った精液の味に、ソーマは美しい顔を白濁液で染めたまま、呆然と呟く。 少女に取っては何もかも初めての事。僅かな間、惚けた様に放心していたが、目前のアレルヤのモノが未だに天を突いたままである事に気付いた。 「あ……。まだ、こんなに……。汚れてるから、綺麗にしないと……。」 そう呟き、半ば無意識に彼のモノに顔を寄せ、精液で汚れた男根を掃除するかの様に、亀頭から幹まで丁寧に舌を這わせ、こびり付いた白濁液を舐め取っていく。 その感触は、達したばかりのアレルヤにとっては強烈に過ぎた。 「んっ…ちゅっ……っ……」 「う……あ!そ、その、もう大丈夫だから!」 アレルヤは、自身のモノが再び硬く滾るのを感じ、慌てて奉仕に没頭するソーマを引き離す。 「あ……。」 奉仕の最中に引き離され、ソーマは一瞬、哀しそうな顔を見せた。 その表情に僅かに胸が痛む。が、少女が困った様な表情で太股を擦り合わせるのを見て、アレルヤは怪訝な表情となる。 「……?その、どうか…した?」 「え、と……。その、貴方のを舐めていたら、途中から、身体が変な感じになって……」 「え……?」 頬を赤らめ、どうしたら良いのか分からないという彼女の表情に、アレルヤはピンと来る。 良く見れば、擦り合わせた太股の内側が濡れている。その原因を辿って視線を向ければ、 少女の股間――割れ目の部分から幾ばくかの液体が漏れ出し、それが太股に流れていた。 「あ……そ、その……」 「身体が、熱い……。私、貴方と、交わりたい……の?」 「い、いや、僕に聞かれても……!」 ソーマは小首を傾げ、ポツリと呟く。愛らしい仕草だが、美貌を精液で染めた今の状態では淫靡ですらある。 アレルヤとしても、目の前で美しい少女が自分の精液で汚れたまま、こちらを半ば誘う様な仕草をして居れば、否が応でも興奮せずには居られない。だが、先程の、もう一人の自分のした行為への負い目がある。 そんな葛藤に苛まれるアレルヤの前で、ソーマはまた上目遣いで彼を見上げ、呟く。 「――私の事は、気にしなくて、良いから。」 「――!」 「貴方は、どうしたいの……?」 「僕は――――」 アレルヤは目を閉じ、迷う心を振り払うかの様に、大きく一度息を吸い込む。 覚悟は、決まった―――― ――アレルヤの眼前で、ソーマが一糸纏わぬ姿で横たわっている。 小柄で華奢だが、ラインの整った美しい身体。緊張しているのか、浅く速い呼吸を繰り返し、不安げな顔付きでこちらを見上げている。 「……緊張、してるのかい?」 「……えぇ。でも、大丈夫…だから。その……今度は、優しく……して……」 「あぁ。もう、酷い事をする事なんて無いから……。足、広げるよ……?」 同意の頷きを得て、ゆっくりと彼女の両足を広げる。 「あ……。」 ――アレルヤの目の前に、少女の秘部が晒された。先程の処置の時には切羽詰っていて、ゆっくり見る事もしなかったが、ソーマの其処は、美しいピンク色をしていた。 「あぁ……」 ソーマは羞恥心からか、両手で顔を覆ってしまっている。だが、見られる事に興奮しているのか、少女の秘裂からはじわりと愛液が滲み出していた。その光景に、思わずゴクリと喉が鳴った。 ――不意に、ハレルヤが少女に行った陵辱の記憶が頭を過ぎる。 もう一人の自分の所業とは言え、彼女には余りにも惨い事をしてしまった。だから―― 「……今度は、ちゃんとする。」 アレルヤは頷くと、ゆっくりと彼女の身体に覆い被さり、開いた脚の間に自分の体を入れた。 丁度、ペニスの先端がソーマのヴァギナを狙う様な形となる。 「ぁ……。」 「やっぱり、怖い……?」 確認する様なアレルヤの問いに、ソーマはふるふると首を横に振る。 「大丈夫、だから。」 「分かった。それじゃあ、行くよ……。」 少女の秘部は、既に愛液で潤っている。最早、準備は要らない。 アレルヤは、慎重に狙いを定めると、ゆっくりと腰を前に押し進める。亀頭の先端が少女の秘唇と触れ合い、直後に割れ目の中に沈み込む。瞬間、アレルヤの脳髄に衝撃が駆け抜けた。 「くっ……!」 亀頭と膣壁、敏感な粘膜同士の擦れ合い。それは甘美な快楽の波となり、アレルヤを襲う。 挿れたばかりだと言うのに、危うく達しそうになる。だが、直ぐに終わっては居られない。 「……っ。続けるよ?」 「う……ん。お願い、このまま、奥まで……。」 ソーマと視線を交わし、了承を得る。 少しずつ腰を前に押し出し、愛液に濡れる膣壁を掻き分けて奥へと進ませる。 一度貫通されたからか、狭いながらもその動きはスムーズだ。しかし、 「うっ……」 「あ……痛い、かな?」 「……えぇ、少し。」 挿入も半ばを過ぎた辺りで、ソーマが僅かに眉を顰めた。 ――ハレルヤに無理矢理挿入され、処女膜を破られた為だろう。粘膜が傷付いており、擦れると痛む様だ。 先程のアレルヤの行為で多少はマシになってはいた物の、やはり性交を楽に行えるまでには至らない。 (ゆっくりすると逆効果、か。なら――) アレルヤは一度腰の動きを止め、少女の様子を窺う。ソーマは痛みを堪えながら、不安そうにこちらを見ている。 その視線を真っ直ぐに受け止め、アレルヤは彼女に微笑みかける。 「……大丈夫。目を、瞑って。」 「――?こう……?――ぁ……。」 ――ソーマが瞳を閉じた瞬間、アレルヤはそっと彼女の唇に己の唇を重ねた。 突然の行為に少女は驚くが、拒否せずにゆっくりと閉じていた唇を開く。 口内に侵入したアレルヤの舌と彼女の舌が絡み合い、お互いの唾液で双方の口内を濡らす。 ――ソーマの緊張が解け、僅かに身体の力が抜けた。その瞬間、アレルヤは一気に腰を突き込む。 「……っ!?ふぁぁぁぁぁぁぁっ……!」 「くぅ……!流石に、キツい……!でも……」 今の動きで、アレルヤのペニスは根元まで彼女の胎内に収まっていた。 少女の膣壁がひくひくと蠢き、彼のモノを離すまいと締め付ける。 「全部……入ったよ。痛く、無いかい?」 「ぁ……。私の胎内に…貴方のが、入ってる……。……少し痛いけど、大丈夫。」 「分かった。それじゃあ、動くよ。痛かったらちゃんと言うんだ。良いね?」 ソーマが頷くのを見て、アレルヤはゆっくりと腰を動かし始める。 腰が前後に動く度、少女の膣壁がそれに合わせて収縮し、ペニスを締め上げる。 「くっ……。やっぱり、キツいな。」 一度姦通したとは言え、少女の膣は狭い。彼のモノを締め上げる膣壁の圧力は、 ともすれば痛みとなってアレルヤを刺激する。だが―― 「うっ……!」 その狭さと痛みは、甘美な快楽と紙一重の物。彼のモノを包む柔肉は、ペニスにぴったりと吸い付いて離さない。 少女のヴァギナは、間違いなく名器であった。往復する度に襲い来る至上の快楽に、アレルヤは一気に押し上げられて行く。 「くっ、うぅぅ!動かしてるだけで、ここまで気持ち良いなんて……!」 「んっ……く、ぅ!気持ち、良いの……?」 「あぁ……!これじゃあ、直ぐにイッてしまいそうだ……!」 「あ……ん!私、も、何だか、頭の中が、真っ白になって……ふぁぁっ!」 最初は痛みに引き摺られていたソーマの声にも、段々と痛み以外の色が混じり始める。 それはアレルヤの激しい息遣いと合わせてリズムを奏で、二人を絶頂へと押し上げていく。 「うっ、くっ!うぅ……!」 「あっ、んっ!んぅぅ……!は……あぁぁ!」 アレルヤが一突きする度、少女の白い裸体が跳ね、唇からは甘い悲鳴が漏れ出す。 触れ合った肌を通して、お互いの体温と、浮かんだ汗の感触が伝わる。その感触を存分に愉しみながら、アレルヤはソーマの控えめな胸の膨らみへ手を伸ばす。 指先に柔らかな、それで居て弾力に富んだ感触が伝わり、その興奮に彼のペニスが一層大きく膨らんだ。 「ひゃう……!?また、中で、大きく……!私、もう、駄目なのに、これ以上、されたら……ふぁぁ!」 「う、あぁ……!くっ!僕も、もうすぐイク、から……!もう少し……!」 絶え間なく響く少女の嬌声。アレルヤはソーマを強く抱き締め、ラストスパートにかかる。 腰を打ち付け、唇を交わし、腕の中の少女に自分の存在を刻み付けるかの様に、 その行為は激しく、熱に満ちる。それら全てを受け止め、遂に、ソーマが絶頂に達した。 「あっ、あっ、!あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ……!!」 ――膣壁が一気に収縮し、彼のペニスを限界まで締め付ける。 それが最後の一押し。アレルヤも己の限界を悟り、彼女の胎内からモノを引き抜く。 「くっ、うぅ……!」 呻き声と共に、モノの先端から白濁液が飛び出す。それは、勢い良く放たれ、ソーマの身体へと降りかかった。 白い腹、形の良い臍、柔らかな胸を次々に汚し、その一部は彼女の顔にまで付着する。 長い射精が終わった頃には、彼女の身体は精液で染められていた。 「んっ……あぁ……。熱…い……。」 夢見る様な表情でソーマは呟く。心地良い疲労感。彼女は、肩で息を吐くアレルヤに微笑みかけた――。 ――遠くの空へ、鳥の様な大きな影が飛び去って行く。否、それは鳥では無い。橙と白という色合いの戦闘機だ。 夜空を切り裂いて飛んで行くその姿を見送り、ソーマ・ピーリスは大きく息を吐く。 交わりの後始末をして程なく、彼らに別離の時がやってきた。お互いの事も全てを語れた訳では無かった。 だが、今の二人の立場を考えれば、ずっと一緒に居る事も出来なかった。 ――僕は、もう行くよ。本当は、君ともっと話をしていたいけど、そろそろキミへの救助が来る筈だからね―― ――そう……。アレルヤ、貴方が戦い続けるなら、いずれまた私は貴方の前に立ち塞がる。その時、貴方は―― どうする?という、ソーマの意地悪な問いかけにも、アレルヤは困った様な笑顔を向けるだけで答える事は無かった。だが。 ――きっと、この世界に平和が訪れる日が来る。その時は―― 指先で唇をなぞる。最後に彼は何と言ったのだろう?最後にキスの感触を残し、彼は去った。 憎しみと、敵意と、仄かな想いと、そんな複雑な経過を経て、少女の心には確かに彼の存在が刻まれた。 少女は、再び空を見上げる。微かに見える飛行機雲。それは、彼と自分を結ぶ糸の様で―――― Fin